空き家の有効活用

我が家の近くに空き家がある。
鉄筋の2階建て。
しばらくお爺さんが1人で暮らしていたが、もう何年も人の姿を見ていない。

時々、庭の草は刈られている。
誰が切っているのかは知らない。

子供が東京にいると昔聞いたことがある。
だが子供の姿は見た記憶がない。
気がついたときには老人の一人暮らしだった。

今朝、その家の椿が咲いているのに気がついた。
真っ赤な椿である。
古びた壁、枯れた草木。
冬色の中で一際鮮やかだった。

手入れをしなくとも花は咲く。
主がいなくとも椿は育ち、季節を忘れず赤い花を開いた。

花は誰のために花開くのか・・・。

我が家の庭では水仙が花開き始めている。
白い可憐な花である。
特に手入れはしていない。
なのに咲き続けてくれている。
この花も、いつか誰のためでもなく咲くときがくるのだろうか・・・。

空き家なのがさびしい。

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